オプショナルツアー「地球観光」参加者の皆さまへ…

2003/03/25(火)


昨夜、また「K−PAX」見ちゃってさぁ…(笑)
どうも、この映画は、個人的にスイッチ入っちゃう作品なんだよな。
で…、以前見た夢って一体、どんな内容だったのか、
昔の通信を引っ張り出してきて、読み返してみたのだ。

調べてみたら、89年3月18日発行の通信『SF通信』創刊号に載せてもらった原稿だった。
宇宙を旅する「魂集団」のビジョンについて、瞑想したり、話し合ったりしていた時期で、
その影響もあって、このような夢を見たんだと思い出した。
ちょうどその頃、旅行代理店に勤めていた経験もあり、
添乗員を現実にも演じていたというパターンでもあったわけだ。

自分自身にとっては、かなり印象に残る夢で、
価値観や日常の生活にも変化を及ぼした、神秘体験のような出来事だった。
ここしばらく、自分なりの考えがあって、
この手の話題には、ディープに関わらないようにしていたんだけど、
あの映画に出会って、一気に自分の中から浮上したような気がする。
まあ、他人の夢の話ですが、よろしければ、読んでみてください。



魂の添乗員より
オプショナル・ツアー「地球観光」参加者の皆さまへ…


●地球は有名な観光地
今年の一月中旬、私は一つの夢を見た。
それはまさに「地球一日観光」というもので、私はこのツアーの添乗員だった。
銀河系を旅する魂たちが、オプショナル・ツアーに参加するために、
一つの光になって、地球に向かっていた。
最初、太陽系を観光するために、ゆっくりと右回りに回転しながら、地球に向かっていく。
地球は有名な観光地で、さまざまな光が地球に集まっていた。

いよいよ地球での自由行動になる前に、
添乗員である私は参加者(参加魂?)に自由行動時の諸注意を述べた。
「私たちは旅行者です。この星の文明に極度に影響を与えるような行動は慎んでください。
過去にも、いくつかの魂が大きな影響を与え、それを納めるのに苦労しています。
自分が誰なのか、忘れないようにしてください。
また、集合時間は厳守するようお願いします。」
そして、それらの魂たちは地球に降りていった。


●添乗員たちのたまり場
私は、集合時間を忘れないようにしながら、地球へ降り立った。
地球には、添乗員たちのたまり場になっている場所がいくつかあり、
その一つが日本である。
そこで、他のツアーの添乗員たちと情報交換をして、集合時間まで過ごすのだ。
そこでの情報交換で、地球に大きな影響を与えた魂には、
仏陀やキリスト、アインシュタインなどの名前が挙がった。
彼らは、自分が旅行者であることを忘れて行動したのか、
それともすべて解っていて地球進化のための役割を演じていたのかが話題になった。
そして、私のツアーは、まだ集合時間が来ていないが、
そろそろ準備をしなければならない時期になった。
はたして、みんな集合時間に間に合うか、ちょっと気がかりだった。

地球には、まだ続々といろんな魂がやってきている。
そして、さまざまな魂が同じ時間をこの地球で共有するのである。
せっかく地球まで来たのだから、みんなすてきな体験をして、
楽しい思い出を持って帰ってほしい。
地球は、誰でも同じように体験できる。
その星を楽しいと思うか、つまらなく思うかは、その人の気持ち(意識)の持ち様である。
ぜひ、この美しい地球を楽しんで欲しいと私は思った。

(89年3月18日発行『SF通信』創刊号より抜粋)



この夢の中でのリアリティは、今でも良く覚えている。
宇宙時間では、たった一日の日帰り観光なのだが、
地球時間では、数千年が経過してしまうような感じだった(笑)。

地球のホスピタリティは、昔の日本(今でも残っているか?)が持っていたような、
親切、優しさ、くつろぎ…などなど、とても上質のもので、
多くの魂を魅了していた。
地球に住みついちゃう魂も、多かったはず(爆笑)

こんな素敵な星なのに、今の地球の出来事を見るにつけ、
「なんだかなぁ…」って、悲しい気持ちになるのは、僕だけ?
「K−PAX」の中で、
「よく人類は、滅亡しないものだ…」みたいなセリフがあったけど、どうなのかなぁ?
「動物も植物も微生物も…、絆で結ばれている…」と、地球について語るシーンがあるけど、
それこそが地球の良さであり、多くを魅了する部分だと、僕は感じる。

ちなみに、添乗員であるはずのオレだけど、
集合時間も集合場所も忘れちゃってるよ(爆笑)
住みつきたいくらい、ステキな星に、早く戻って欲しいぞ。
僕は、平和で、Happyな地球が好きだ!