「ミカンの毛」と「心の余裕」の関係
〜 一言で言えば…親ばか日記なり 〜

2002/10/04(金)


ミカンはネコである。
しかも、どちらかというと、バカネコである!?
当然、抜け毛は相当なものである。
親としては、黒い服を着ているとき、
「抱っこしたいけど、毛が…」と躊躇することがある。

でもまあ、最終的には、あまり気にしない人間なので、
結局、グリグリいじって、遊んじゃうわけだが…(苦笑)。
その後の服を見ると、悲しくなるのも、事実。
お部屋掃除用の「コロコロ」(正式名称知らず)で、
服をコロコロしなければならない…。


もちろん、ミカンとじゃれ合うわけでもなく、映画でも見ようかなとゴロンしただけで、
掃除が苦手の僕の部屋では、後で背中もコロコロしなければならなくなる。
まあ、帰宅してすぐに、汚いTシャツに着替えちゃうので、
普段は背中までコロコロしないけど…<ちょっと大袈裟に言ってみただけ。

しか〜し、洗濯した洋服を収納している衣類ケースのふたを空けて、
勝手に洋服を引っ張り出し、そこら辺に散らかして、
自分はケースの中で丸くなって寝ている時が、度々ある。
しかも、黒系の服をクッションにして寝て居やがる…。
これは、良くない!
帰宅して、この光景を見たときが、一番悲しい。
結局、ケースの衣類を全部出して、コロコロすることになる…。
疲れて帰宅したオヤジには、非常に辛い作業だ。

誰もが言うとおり、毛のあるペットと同居するのは、結構、大変なのである。
しかも一人暮しでの同居は、覚悟がいる?<これも、かなり大袈裟である(苦笑)







さて、毛ぼこり対策には、元から絶たなきゃダメ!ってワケで、
ネコ用ブラシ作戦というものがある。
T字型のハンディな柄に、針金のブラシが植えてあって、
ペットショップの話では、ネコが気持ち良さそうに、ブラシされますよ…という製品。
まっ、犬猫オーナーなら、必ず(?)持っている一品であるわけだ。

この優れモノのブラシだが、力加減が難しい。
かるーく撫ぜるようにブラシを動かすと、ミカンは気持ち良さそうにゴロンする。
そして、「ここもやれ! こっちもだ!」と身体を回転させて、催促する。
だが、手短に毛だけを取りたい親としては、効率良く毛を取ろうと、思わず力が入りすぎてしまう。
ゴシゴシやれば、それだけしっかり毛が取れるのを、僕は学んでしまっている。(苦笑)






しかも、ネコはいくら毛を取っても、後から後から抜け毛が出てくる。
特に、夏毛と冬毛の変わり目は、凄い。半端じゃない!
そうすると、出来るだけしっかり取ろうと、思わず力も入るものだ!

ゴシゴシされると、ミカンは気持ち良くない<当然か?
次第に機嫌が悪くなり、ネコパンチ、カプッとかみつき攻撃、最後には、後ろ足キック攻撃…。
「このやろう! 誰のためにブラシしてると思ってんだ!」
…って怒った後で、自分のためだと気づく始末…(笑)

本来、ミカンもオレもHappyになるはずのブラッシングが、
ケンカの原因になっているわけだ。
どこか、おかしい…
つまり、オレの気持ちに余裕がないのだ!
そんな時、ミカンは、カプッとやる。

快晴の週末、日差しを浴びて、モーニングコーヒーを飲みながら、
ベランダでのんびりブラッシングするときには、
ミカンは、いつまでも寝転んで、ごろごろしている。
時間はかかるけど、結果的に、大量の毛を回収して(笑)、
オレもニコニコになっている<単純だが…

結局、自分の心理状態に、反応しているだけなんだよなと考える。
子育ても、きっと同じようなプロセスで、子供は育っていくんだろうな…
それにしても…、ネコという生き物は…、一体何を考えて生きているものやら…?
少しは、成長しても良さそうなものなのだが…、それとも、ミカンだけなのか?






家族はもちろんだが、それ以上に(?)ペットって、自分の鏡なんだよなぁ〜って、つくづく思う。
正確な鏡だから、敏感に自分の変化を映し出してくれるとも言えなくもない…。
本当に、バカネコだけど、こいつが居てくれて良かったよ…<しみじみ

ここ数日、ブラッシングしてなかったので、
「おーい、ミカン。ブラシするぞ〜」っと、ブラシを振ると、
喜び勇んで駆けてきて、その後、カプッとやられた金曜の夜。

今夜は、音楽でも聴いて、夜更かししながら、くつろぐか?





ねっ、結局、親バカ写真日記だったでしょ?(爆笑)<バカ!
今夜は、久々に、ミカンに意識が向いて、写真を撮ったもので…記念に、走り書き(苦笑)
意味なしで、しかも重くてスマンかった!