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ハーブシンフォニー1991
ハーブ・ミニ辞典

★ 香りの粒子は脳を直撃する
香りは臭神経を介して、大脳辺縁系(情動脳)から神経中枢へ働きかけ、
精神の安定化と自律神経系の調整を司ります。
香りの識別は大脳皮質の前頭葉で行われますが、
ストレスもまた大脳皮質から大脳辺縁系に入り、自律神経の変調をきたすのです。
極度の恐れや怒りのもとでは、大脳辺縁系は脳の活動を抑制してしまいます。
ここを香りの粒子で直撃し、意識を変えようというわけです。


★ 精油は“ 自己変革 ”を助ける
ドイツのアロマ研究家M.ユーネマンは、“植物は太陽エネルギーの貯蔵庫であり、
香りをはじめとする数々の宇宙情報を運んでくるので意識への道を開く”と述べています。
ある香りを嗅ぐということは、その植物が内在させている全情報にじかに触れることです。
精油の一滴は、そのメモリーの運び手・サンプルなのです。
香りを通して、自己発見や自己変革の旅に一歩踏み出してください。


★ ハーブとは…
ハーブは香草と訳され、
香りのある草のことで「葉・茎・花・種が料理・薬・香りに使われる植物」を言います。
現在では、香りのもつ覚醒・鎮静・不安解消・疲労回復・精神安定・精神集中などの効果が、
医学的にも解明され始め、アロマセラピー(芳香療法)とアロマコロジー(芳香心理学)が脚光を浴びるようになりました。


★ ハーブの素晴らしい特性
天然の植物が持つ比類なき特性の最たるものは、
相反するエネルギーを、バランス良く持ち合わせていることです。
植物は自分の要求を満たすために、動物のように自由に歩き回ることができません。
種が芽を出したその場所で生涯を終えます。
そのため身につけた習性として、与えられた状況をありのままに受け入れ、
必要な全てを自らの内に作り出す習性を持つに至りました。
そうやって、植物は酷暑・酷寒・嵐を巧みにかわし、
この地上で今もサバイバルしている《偉大な種》なのです。
このようなわけで、たとえ同じエッセンシャルオイルを用いても、
その人の心身の状況に応じて、ある時は沈静させ、ある時は高揚・覚醒させるなど、
天然ならではの働きをします。
これこそが、天然100%のエッセンシャルオイルの真価であり、
私たちの健康と魂の成長に寄与できる最大の理由なのです。


★ エッセンシャルオイルは
植物の精神であり魂です。
ハーブの枝葉・根茎・花・果実・樹脂・樹皮などから、
主に水蒸気蒸留により抽出される、揮発性の高い物質をエッセンシャルオイル(植物精油)と言います。
この精油がハーブの香りの成分で、植物の生命力そのものです。
また蒸留の工程は<物質的なもの>から、<微妙な>エッセンスを分離するという
錬金術にも似たプロセスです。


★ ジャスミンの花2万個から採れる精油は
たったの3gです。
南仏プロバンス地方では、ジャスミンの花摘みは夜明けと共に始まり、
花の香りの薄れる昼前に終わります。
一人が一日に摘める花の量は3kg、花の数にして2万個、
その3kgから抽出されるエッセンシャルオイルはわずか3gです。
薔薇の製油一滴は、30個の花から抽出されます。
香料が貴族だけに許された贅沢品だった時代と同様、
今もエッセンシャルオイルは貴重品です。