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専門誌『パイレイ』5.6合併号(1994年・MM8刊)より

ヴァイブラサウンド発明者 ダン・エステス氏に聞く
ヴァイブラサウンド体験で何が起きているのか (1)


ところ:パンサー・メドーズ、シャスタ山
と き:1992年7月12日7:00P.M.
インタビュー:山田孝男(元MM8顧問)/ Maya-Kimie Hirooka

通 訳:Yoko Kobayashi
Photo:Maya-Kimie Hirooka


感覚便乗(周波数同調現象)から感覚共振へ
山田孝男:ヴァイブラサウンドとボディ・ソニックなどの振動刺激装置との違いを分かりやすく説明してくれますか?

エステス:ヴァイブラサウンドと他の機器の大きな違いは、ヴァイブラサウンドが感覚機能全部に刺激を与えるものであるのに対し、他の機器はある特定の感覚機能しか刺激しないという点にあると思います。たとえば、ゴーグルは光刺激、ボディ・ソニックは物理的な振動だけなので、これらの機器を見た人たちが、この種の機器は限られた特定の効果しか持たないものだと考えているわけです。一方ヴァイブラサウンドは、感覚機能を刺激するよりも、共振させることに意義があるという理論に基づいて開発されたものです。

私は何年もこの仕事をしてきていますが、感覚遮断や刺激などに対して、感覚共振を掲げているのは、私と仕事を一緒にしている仲間だけです。人は様ざまな理解のレベルを示すものです。

関心をマシンだけでなく、もっと理論にも向けてもらえれば、ヴァイブラサウンドが単なる肉体的刺激ではないことを、より明確に理解できるでしょう。ですからヴァイブラサウンドを説明するときには、機械やハードウェアについて話すよりも、それから得られる結果や、それを使うことによって到達できるゴールについて話す時間を、もっと取る必要があると思います。


山田孝男:感覚共振(センサリー・リゾナンス)に関して、もう少し話を聞かせてください。

エステス:まもなくみんなは、感覚便乗(周波数同調現象)から感覚共振に合わせるように、話を変え始めると思います。現在の脳の研究は、感覚共振を実証するために使えると思います。感覚共振は、他のすべての理論を説明しようとしていたときに生まれた理論です。たとえば、フィードバック、感覚遮断、瞑想、ヨガ、禅などは、それぞれに技術やテクニックを持ち、哲学や理論を備えています。この感覚共振理論は、これらのこと全部を理解しようとしたところから出てきたものです。

科学者が提供したデータは使いませんでしたが、彼らのデータは私の見解を支持するためには使えます。たとえば、感覚共振理論と網様体賦活系と松果体の関係について話すことができます。これは、最先端をいく何人かの医学博士や神経科学者、神経外科医、分子生物学者に発表したことですが、これまでのところ誰も面と向かって異議を唱えていません。そこが間違っているとか、何かが抜けているとかはまったくなくて、大体「今まで考えたこともなかった」と言います(笑)。

はっきりと私の理論を理解するためには、生化学−電磁−水晶−音楽−哲学的物理学者でないといけないから(笑)。私にとっては、一つの科学しかないのです。間違いは、一つの科学を分割してしまったことにあると思うのです。全部同じ答えを探しているのに、ただ、違う何度から見ているだけだと思います。



感覚共振に勝るものはない
山田孝男:感覚共振は、新しい理論だから人に理解してもらうのが非常に難しい。

エステス:いい例を挙げてみましょう。今の気分と、朝起きて子供たちを学校に送り出さなければならないとか、これから仕事をしなければいけないとか、いろいろすることのある時の気分との違いは何ですか?

Maya:私は今の方が、五感が全部、ただ、ある一点にフォーカスしているということで、よりヴァイブラサウンドの感覚共振に近いんじゃないかなと思うけど。

山田孝男:まぁ、仕事の事とか考えないよね。ただ感じてる。

エステス:答えは、今の方がずっとリラックスしてるってことです(笑)。リラックスしてるでしょ、いつもよりも今の方が。それは何故だと思います?それは、あなたがたが感覚共振の状態にあるからです。

感覚共振には2つのことだけが必要です。第一に、脅威となるものがないこと。今現在それはまったくありません。雨も、パンサーも、溶岩も流れていないし、地震もありません。MMエイトもない。通常、脅威の対象となるものがここにはありません。

第二に、感覚整列が必要です。今、共振しているので、感覚整列状態になっています。ただ単に、今いる環境が全体像に合うからです。場違いのものや、ここにあるべきでないもの、また、注意をそらすものもありません。脅威もなく、すべての要素が必要な状態に合うものであるので、感覚共振の体験が生じています。

感じ方として、感覚共振に勝るものはないと思います。「あまりにもすることが多すぎて死んだ方がいい」などという状態よりは、ずっと素敵です。この観点から説明すれば、あまり知識のない人でも理解することができるでしょう。

我われは、もう少しハイテク風にしているだけです。だから選ぶのは本人の自由です。車を15分運転してヴァイブラサウンドを体験するために僕に会いに来るか、飛行機でサンフランシスコに来て、車を5時間運転してシャスタ山の森の中に来るか、どちらでも好きな方を選んでください。


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