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HRTは他の振動療法とどう違うのでしょうか? 3
3.HRTが目指しているのは、そのひとの内の何が悪いかではなく、
何が良いかを明らかにすることです。「失われている、欠けている」周波数帯や、ストレス、緊張を示す周波数、あるいは多重周波数を見つけ出し、それを変えようとする代わりに、HRTは、そのひと個人の自然共鳴を見つけて、それを、多重感覚バイオフィードバックを通して高めていくようにします。そのひとの周波数域に抜けているところがある、というのは、何らかの理由で、自分自身のフィールドから、その周波数帯を拒否あるいは締め出しているということです。悪いところを修復するより、良いところに焦点を絞って、それを高めたり、増幅したりする方がずっと良いはずです。自然共鳴を高めることは、問題を自分自身で解決するために大いに役立つでしょう。
4.ひとの声のような複合周波数署名は、
多数の、互いに関係し合う部分「パーシャル」から構成されています。個々のパーシャルは、揺れ動く基本周波数から創り出された倍音(基本周波数の整数倍の振動数を持つ音)で、それぞれ異なる位相を持っていることもあります。複数の波の位相が同じ、つまり「同相(in-phase)」なら、波(周波数)のピークが重なって、その位相角度は0度ないしは360度になります。時間が経過して、波のピークが離れるにしたがって、位相角度は時計回りに1〜359度の間で移行していきます。
HRTは、ひとの声に含まれる基本周波数だけでなく、調和成分のすべてのパーシャルの計測、分離、分析、そして再生を行なうことができます。さらに、元の発声の位相関係を維持することができ、ユーザーは、フィードバックする音の、基本周波数とパーシャルの配合を選択することも可能です。これによって、セッションは、基本周波数に付随するストレスの大きすぎる周波数を「除外」したり、倍音を異なるパーシャル配合で「再配分」することができます。
5.長い間ずっと位相分布の分析が行なわれなかった背景には、
これまでのテクノロジーでは、位相「ゼロ/0」の検出ができなかったことがあります。しかし、スーパーコンピュータを使えるようになって、参照基準としての基本周波数の位相を確定することが出来るようになり、相関するパーシャルの位相も算定できるようになりました。このような位相決定(phasing)の組換え(reassemble)および再配分を行なうことで、思考や表現、行動から生じる強い願望を具現化する能力を高めることができるのです。ここまで来れば、具現化サイクルの象限、つまり4段階中3つ目まで来たということになります。
直角に交わる正弦波および余弦波の関数という言い方もできます。想像要素である正弦波関数は周波数領域の要素で、音楽理論で言えば、ひとつひとつの楽器のボディが持つ固有の署名反響と関係しています。現実の余弦波関数は指数時間領域の振幅エンベロープ(包絡線=波形全体の形)、つまり、ある時間内の周波数のエネルギーの増減変化を現しています。音楽では、これ(訳注:時間とともに振幅が変化していく状態)を、それぞれ、アタック(振幅が急激に大きくなる)、ディケイ(徐々に小さくなる)、サステイン(維持)、リリース(小さくなって消えていく)と表現しています。周期信号にはこの内のアタックとディケイしか含まれていません。
スーパーコンピュータを使用することで、HRTでは、それぞれのひとの声の位相に含まれている、現実と想像の部分を分離し、全脳同期化(Whole-Brain Synchrony)して、その位相差をなくすことができるようになりました。現実部分の成分は左脳から発生し、想像部分の成分は右脳からやってきます。ですから、バイノーラル・フェイジング(両耳位相決定binaural phasing)によって、脳の左右の領域の位相差を解決することで、結果的に、潜在するもの(ポテンシャル)が具現化してくるようになるのです。現実と想像の領域(肉体と精神)は、全脳同期状態という複合領域のなかで、心によって組み立てなおされるわけです。
浄化水を反応器に入れ、現実と想像両方の調和振動系列の成分を注ぐと、
水は泡立ち、蒸発し、自然に、どんな測定法でも計りきれないほど浄化されていきます。つまり、統合と浄化を通して、自分自身が変容の動因となって、自ら分解(気化)するのです。「聖なる(holy)」ものの本質といえるでしょう。もちろん、人間の場合は、このような急速な変容には耐えられるわけがありませんから、もっとゆっくり時間をかけて、自分の悪癖や怠慢(あるいは虐待されたり、無視されたりしたこと)を浄化して、人生に真の価値をとりもどさなければなりません。