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ボイジャーエクセルを使った学習法 『 ラクして受験に勝つ方法 』 (6)

3原則その2 学習ポイントの記憶

脳が記憶をすることは知っていますよね。では、記憶力をよくするには、どうしたら良いのでしょうか? そして覚えていることでも、必要な時に思い出せないと役にたちません。様々な研究者によって、記憶の仕組みが明らかになってきています。例えば、脳は既に知っている他の情報(記憶の種)と関連づけて新しい記憶を保持しようとします。それは、以前に学習した内容や過去の経験、イメージやストーリー性などを記憶の種として、新しい情報と意味付けて、情報を定着させるのです。この関連性の繋がりが多いほど、記憶は定着しやすくなり、また思い出しやすくなるのです。つまりいろんな関連性を構築してゆけば、それだけイメージが広がり、記憶が定着し、思い出すためのキーワードも増えてくることになります。

例えば、解りやすい例で、織田信長について覚えようとする時、まず「以前TVドラマでやってたなあ」「教科書に顔が載っていた」「豊臣秀吉とも関係があったぞ」「戦国時代だったよな」・・・
あなたが既に知っている様々な情報と関連づけて、イメージが膨らんできます。
そこに、新しい情報を加えて行くのです。
「明智光秀に殺されちゃったのが、本能寺の変で1582年」「その敵討ちをしたのが、秀吉で…」・・・
イメージやストーリー性が網の目のように増えてきます。



織田信長は有名ですから、誰でもある程度、関連付けて記憶することが出来るでしょう。では、あまり「記憶の種」を持っていない情報は、どのように覚えたらいいのでしょう? そのポイントは、連想されるイメージとその内容を関連づけてしまうことなのです。数学の公式を覚える時に、公式を丸暗記するよりも図やグラフをイメージして記憶した方が定着しやすいのです。
三角形の面積を、「底辺×高さ÷2」と覚えるよりも、底辺と高さが光っている三角形をイメージして、その脇で「わるに!」と文字が点滅しているイメージの方が、印象に残るでしょう? そして印象に残った情報が、あなたの「記憶の種」としてどんどん蓄積されてゆくのです。

テキストの学習のポイントを「記憶の種」として最初に記憶すれば、それに関連した新しい情報はその種を核にしてどんどん網の目のように定着してゆきます。そこで最初はイメージを使って「記憶の種」を増やしてゆきましょう。しかもそのイメージは、出来るだけ印象に残るように、突飛なイメージの方が良いでしょう。


学習テープを作成する

科目毎に「学習のポイント」や「キーワード」がテキストに紹介されているはずです。まずそれを記憶することから始めます。最初に記憶するときに効果的なのは、自分で学習テープを作ることです。自分の声で、ポイントをテープに吹き込んでゆきます。

例えば英単語の場合、「careful 注意深い、慎重な。care注意と−ful〜に満ちたの合成語」などのように、内容とイメージを連想させるような説明を一緒に短く吹き込みます。短い例文を加えるのも良いでしょう。

1つのポイントを吹き込んだら、もう1回〜2回繰り返せる位の間を空けて、次のポイントを吹き込みます。最初は慣れていないので、3〜5回位繰り返せる位の間を開けて作成するのも良いでしょう。

そして作成したテープを、通学中や寝る前などに繰り返し聞いてみましょう。テープを聞いている時に、そのポイントに関連するイメージをしてみます。英単語を記憶したいときには、頭の中で一緒に発音し、そのイメージも一緒に浮かべてみるのです。例えば、この「careful」で、あなたはどんなイメージが湧きましたか? 記憶はイメージをすることで、より鮮明に、確実に定着するのです。

ブルガリアの研究者は、脳波がアルファ〜シータ波の状態の時、記憶力が高まることを発見し、この状態を活用した学習方法は「スーパーラーニング」と呼ばれています。そしてイメージを喚起させ、想像性を刺激するのに適した脳波状態がアルファ波なのです。「記憶の種」を植え付けるには、とても有効な方法です。VEには、このスーパーラーニングに活用出来る専用プログラムが搭載されています。

VEとラジカセを接続して、セッション13「テープを利用した語学・学習プログラム」を選びます。そしてセッションをスタートさせ、作成した学習テープも一緒に再生するのです。この時、パルス音と学習テープの声が一緒に聞こえるように調整しましょう。光の点滅とパルス音が記憶に最適な脳波状態へ誘導し、イメージ力が高まった状態で学習することが出来ます。

では、具体的な方法を紹介します。


ボイジャー・エクセルと学習テープを使って記憶をする方法

○記憶したいポイントを、片面15〜30分テープで、1回〜2回繰り返せる位の間を空けて(慣れるまでは3〜5回繰り返せる位の間)、次のポイントを吹き込みます。1本のテープで20〜30語を目安に吹き込みます。自分の声で吹き込むのがコツです。

○VEとラジカセを接続コードで接続します。セッション13「テープを利用した語学・学習プログラム」を選択します。最初にセッションをスタートさせ、2〜3分間は光の点滅とパルス音だけで体験します。体が軽くなってきたような感じがしたら、テープを再生します。
テープの音量は、ラジカセのボリュームで、パルス音の音量はVEのボリュームで調整して、両方が聞こえるように調整します。そして、光の点滅を利用して、ポイントをイメージ(空想)しながら、頭の中で繰り返します。それはどんなイメージでも結構です。短いテープを使用する場合は、ラジカセをオートリバースにして、自動的に繰り返せるようにすると便利です。

○体験が終わったら、5分間くらい休憩して、もう一度セッション13「テープを利用した語学・学習プログラム」を選択します。今度はゴーグルをかけずに、パルス音とテープの声だけをヘッドホンから聞きながら、テキストを読み返してみてください。記憶のもれているところ、記憶しているところを確認しながら、読み進めます。

この方法を、何回か繰り返してみましょう。イメージとポイントが密接に結び付いて、記憶力が高まったことを実感できるでしょう。



この方法を使った顕著な効果では、アメリカで九九を暗記できないために小学校で非常につらい立場にたたされていた小学生のリポートがあります。本人は一生懸命やっていたのですが、なかなか暗記できなかったのです。
そしてある日、ソルトレイク市の「ルース・ジョーンズ・ラーニングセンター」にその小学生が訪ねてきました。そのセンターは、VEを使って学習を指導する所だったのですが、スタッフが、九九を全部テープに吹き込んであげて、VEと一緒に聞かせてあげました。すると驚いたことに、翌日、彼は九九を全部暗記していました。
これは実例です。他にもイギリスなどで、スーパーラーニングにVEを活用して効果を上げているところがあくさんあります。

いくつか「記憶の種」を記憶できたら、それに付随した情報は自然と頭の中で関連づけられ、努力しなくても記憶量が増えてきます。どんどん学習テープを作成して、記憶の種を増やしてゆきましょう。このVEを使用した学習方法は、記憶を定着させるとても良い方法です。

VE開発者の一人、ソマー博士は、大学でこの学習方法の実験の被験者を学生から募集していたのですが、希望者が殺到したそうです。なぜなら、この実験に参加すると学習効率が上がると、学生の間で話題になったからです。


難問に取り組む時のVE活用法

難問に根を詰めて取り組んでいるけど、なかなか解けない。その時は、発想力、ひらめきが高まるアルファ波状態、つまり高い集中状態になるようにVEを使いながら、問題に取り組む方法があります。

VEの機能に「マニュアルモード」というのがあります。これは、自分の好きな周波数を選択し、体験出来る機能です。このマニュアルモードを利用して、発想力を高めた状態で、問題に取り組むのです。



VEをマニュアルモードにセットし、周波数を10〜12ヘルツに合わせます。これは、集中力、発想力が高まる脳波の周波数です。最初2〜3分間はゴーグルとヘッドホンをして体験します。気分が変化してきたと感じたら、ゴーグルを外してヘッドホンのパルス音だけを聞きながら、問題に挑戦するのです。様々なひらめきが沸いてきて、解答につながる糸口が見えてくるでしょう。特に数学の問題などに適している方法です。

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